2016年に転職した話。

概要

このエントリーは「転職(その2) Advent Calendar 2016」の24日のエントリーです。

qiita.com

あまり他の人の参考になりそうなことは書けなかったので、こんな人もいるのかくらいで時間がある人だけ読んでいただければと思います。

目次

そもそも自分は何者か

Twtterアカウントは以下のとおりです。

twitter.com

仕事は情報セキュリティ分野のエンジニアをしています。

これまではセキュリティサービス提供する側でした。2016年12月から各種セキュリティサービスを受ける側になりました。

なんで書いてみようと思ったか

主な理由は以下のとおりです。

  • この12月から転職先で働いているのでちょうど良いと思った
  • 自分の転職記録として書いておきたいと思った
  • 誰かの参考になればそれはそれで幸い
  • はてなブログもアカウントを作ってあったのでなんか書こうと思った
  • ついでにqiitaアカウントを作ってみた

転職のきっかけ

きっかけは2013年頃です。そのころから「この人はできるなあ」と思うエンジニアの人が職場からいなくなっていくということが続きました。いなくなっていった分、新たにできるなあと思う人達も入ってきてくれました。しかし、できる人が転職していく中で自分もこのままでいいのかなあと思い始めました。

転職していった人の転職先や自分のやりたいことなどを総合的に考えて、次はサービス提供する側から一つの組織の中でセキュリティエンジニアとしてやっていきたいと考えました。

サービス提供だけだと

  • 深くシステムに関われない
  • 自分がサービス提供する範囲外にもやりたいことがある
  • このサービスは役に立ってるの?

といったことが常に頭をよぎっていました。

というわけで、上記のような不満を解消できる職につこうと考えました。

活動方法

自分の場合は、以下のとおりです。以下の3つのサービスを並行して利用していました。

  • CodeIQ
  • 転職サイト
  • 転職エージェント

CodeIQ

codeiq.jp

CodeIQをはじめたのは、転職目的というよりはプログラミングの面白い問題が出題されていて出題者によるフィードバックが自分にはとてもありがたかったという理由からでした。

その後、「カジュアル面談」に誘っていただくことがあり興味のある会社の方にお会いしてみました。最初の頃(2013年から2014年頃)は、サービス運営されている側や出題者の方々、企業側も手探りっぽい感じで運用されていて、スカウトされる数もだいぶ少なかった印象です。面接に進んだのは1社ですが、採用されるまでには至りませんでした。そもそも「情報セキュリティ」という分野の求人が少ないので、自分が真剣になれるものが少なかったし、先方も自分に会ってみて開発経験がないというところでリスクがあると判断されたんだと思います。

ただし、いろいろな分野の会社や組織があることを知ることができましたし、個人的に貴重な体験をさせていただいたと思っています。面談をしてくださった皆さまや、手続きなどでお世話になった運営の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。

なお、最近はCodeIQの問題に解答する時間があまり取れてないです。興味がある問題も多いので時間を作って問題は解いていければと思っています。しかし、スカウトについては機械的だと感じるものが多くなっている印象です。新しい職場も決まっているので、プロフィールで「まだ積極的には考えていない」にしていてもそこそこスカウトが来てしまいます。なので、少しスカウトする皆様におかれましては、積極的ではない人は誘わないとか、本気でこの人をスカウトしたいと考えている場合のみスカウトするなど、考えていただければなあと思います。

転職サイト

CodeIQと並行して、リクナビNextと@Typeに登録してあったので、そこから応募してみたい求人に応募しました。よく検討して2社応募してみました。しかし、給与面で見合わないということでご縁がありませんでした。

転職エージェント

上記の2社のうち1社を受けたときに最初のエージェントと知り合いました。そこでいくつかの求人に応募させていただきました。エージェントの方と面談をして希望に合いそうな求人を紹介いただきました。しかし、給与面で見合わなかったり、これまでの経験のミスマッチから採用には至りませんでした。1年経過した段階で、エージェントの方から「もう紹介できる求人がありません。」と言われてしまったので、こちらも「そうですか」ということでお付き合いがなくなりました。

2人目のエージェントは転職サイトでスカウトしてきた方でした。スカウトの際に紹介してきた求人が自分に合いそうと思ったのでお会いしてみることにしました。1人目のエージェントの経験もあったので、自分の希望の職種なども改めて伝えて順次当てはまるものを紹介いただきました。

決め手

内定が出たというのが大きいですが、必要としてくれていそうだということで決めました。また、特定のシステムの開発と運用、両方のフェーズでセキュリティの専門職として仕事ができるところも面白そうだと考えました。給与については月給で少し色をつけてもらいましたが、前職のボーナス配分が多すぎて全体では下がるかもしれません。その他、給与体系が異なるので、一年働かないとどのくらいになるのかわからない部分があります。

現在

まだ3週間位しか在籍してないのですが、担当するサービスは思っていたよりも仕組みができあがってない部分もあると感じています。そのため、今後のやり方次第かなあと思います。職場環境は恵まれている部分が多いので満足しています。通勤時間が増えたところはありますが、なれの部分もあるかなあと思います。あとは関係部署や人を早いところ把握していきたいです。

最後に

自分の転職活動を書かせていただきました。自分の転職活動は特に変わったものではないと勝手に考えています。

今回はあまり触れませんでしたが、転職においては

  • 人と人のつながり
  • 自分の技術の外部への公開
  • タイミング

といった要素も重要なものがあると思います。

この中で圧倒的に足りなかったのは「自分の技術の外部への公開」だなあと常々思っています。

なので、今の組織では自分の力を発揮して、今までよりも所属組織を通じて社会に貢献できるようにしていくことはもちろんのこと、外部への活動もできるだけやっていければなあと思っています。